ヴァンガードZEROに期待してる話
皆さんは「カードファイト!!ヴァンガード」をご存知でしょうか。
ブシロードから出ている紙のカードゲームで、駅やらテレビやらで広告を出しまくってるので、名前ぐらい見たことあるんじゃないかと思います。
僕が初めて遊んだカードゲームがヴァンガードでして、そのヴァンガードが今年の冬にスマホ対応のカードゲームとして配信されます。
正直、あまり期待しておらず「モッサリしたテンポの悪いゲームなんじゃないか」ぐらいに思っていたのですが、
この間の東京ゲームショーで試遊してみた結果、叩く所が無いぐらい面白いゲームになってました。
1.テンポが良すぎる
紙のヴァンガードは1試合が10分~長くて25分ほどかかります。
これは相手ターン中に「どのカードを使ってガードするか」を考える時間があり、お互いにダメージが通らないターンが何ターンも続いたりすることが原因です。
しかしヴァンガードZEROは相手ターン中、操作することができません。
ルールが簡略化され、手札でガードが無くなりました。
これにより、1試合はおそらく5分~10分程度に縮められています。
ちなみにゲームの様子は東京ゲームショースペシャルステージの映像から見ることができます。
「早送りか?」ってぐらい素早いスピードでサクサク動いていることが分かりますね。
2.ルールが簡単で直感的
元々のヴァンガード自体が小学生でも遊べるゲームな上、より簡単なルールになっています。
未経験者向けにざっくり言うと、「相手のリーダー機に6回攻撃が成功すると勝ち」という感じです。
変更されたルールに関しては後述します。
ヴァンガード経験者であれば、操作方法を教えられずとも直感的に遊ぶことができます。
未経験者でも1度遊べば理解できると思います。
3.ヴァンガード初期から始まる
紙のヴァンガード後期はインフレしすぎてワケがわからなくなっていましたが、ヴァンガードZEROは第1弾からのカードが収録されています。
スペシャルステージの映像には「デスアーミー・ガイ」を見ることができるので、第1弾~第3弾のカードが収録されていることが分かります。
シャドウパラディンのことを考えると、最初は第1弾~第4弾ぐらいのカードの中から比較的強力なカードがピックされて「ヴァンガードZERO 第1弾カードパック」として販売される形でしょうか?
そこまでは分かりませんが、どういう販売形態になるか楽しみですね。
これ、昔のカードで遊べるだけで何か楽しいですよね。デスアーミー・ガイって。
スペシャルステージの映像ではバトルシスターもかが出てくるだけで何か笑っちゃいました。
懐かしすぎる。
4.変更されたルール
ヴァンガード経験者向けに、変更されたルールについてまとめます。
これは東京ゲームショーで試遊できた範囲で分かっている内容であり、
サービス開始時には変更されている可能性があります。
デッキ枚数は40枚
グレード0はファーストヴァンガードのみ。
グレード1、グレード2、グレード3が各13枚の40枚デッキです。
トリガーはグレード3に割り振られており、どのトリガーにするかは選べるとのこと。
【考察】
各グレードの枚数が固定されているかどうかは不明。G2を増やしてG1を減らすということは出来ないのかも。
ヒールトリガーはドライブチェックで出てきて欲しいので、サブVにヒールトリガーを設定する。
ヒールトリガーが4枚固定だとすると、残り9枠を選ぶ形になるか。
ドライブチェックで出たカードは手札に入らない
ドライブチェックでトリガーを引いた場合、そのカードはドロップゾーンに置かれる。
ノーマルユニットを引いた場合は山札の下に置かれる。
【考察】
手札が増えづらくなっている。
さきほど話題にしたバトルシスターもかは「自分の手札枚数が4枚以上なら~」というテキストを持っているので、この手の能力は発動しづらくなりそう。
しっかりとリアガードを展開したい場合、ドロートリガーを多めに入れるという戦略も考えられる。
ダメージシールドの追加
相手の攻撃をガードできない代わりに、ヴァンガードがダメージを受けた場合、ヴァンガードのパワーが5000上がるようになっている。
【考察】
しっかりとグレード1を置かないとヴァンガードへ攻撃が届かなくなる。
リアガードをデッキからコールできるロイパラが強力?
インターセプト=挑発、守護
リアガードに居るグレード2のカードが、ハースストーンで言う挑発、シャドウバースで言う守護になっている。
先にグレード2を倒さないと、ヴァンガードに攻撃することはできない。
【考察】
手札からガードできない仕様なので、グレード2の価値が上がっている。
相対的にグレード3のアタッカー、例えばバロミデスのようなカードは価値が下がりそう。
リアガードに置きたいグレード3を採用するというよりは、ライドしたいメインVを増やすか、リアガードに置いてもヒット時効果を持っていてしっかりと仕事をするカードを採用する形になりそう。
完全ガードは自動使用される
条件はカードによって変わると思いますが、確認できたテキストは以下の通り。
【手札】ヴァンガードがアタックされたバトルのヒット確定時、次のいずれかの条件を満たしているなら、完全ガードが発動する。
「あなたのダメージが3以上」
「ドライブチェック前にバトル相手の★が2以上」
【考察】
手札からガードできなかったらダイユーシャ無双じゃんと思いきや、完全ガードにより対策されています。
カードのテキスト変更
一部カードのテキストがヴァンガードZERO用に変更されています。
例えばメガブラストがソウルブラスト8、カウンターブラスト5から、ソウルブラスト6,カウンターブラスト4になっています。
これは上方修正ですが、もちろん下方修正されるカードも出てくることでしょう。
最後に
ヴァンガードZEROは今年の冬に配信予定です。
ストーリーモードも実装されており、キャラクターはLIVE2Dって言うのかな?ヌルヌル動きます。
紙のヴァンガードはインフレさせすぎて流石に反省していると思うので、ヴァンガードZEROは良いバランスで長く遊べるゲームになることを願っています。