heidrun流フリーズメイジのマリガン術 - すべ半Hearthstone

heidrun流フリーズメイジのマリガン術

      2016/06/01


先月フリーズメイジを使ってレジェンドランク1位を獲得したheidrunさんに、フリーズメイジのマリガンガイドを書いていただきました!
マリガン会議 中編にて使う予定でしたが、情報量が多いため、1つの記事として紹介させて頂きます。
heidrunさん、ありがとうございます!

ここに書いたものはあくまで指標であり、heidrunさんが必ずこうしているという訳では無いそうです。
また、ある程度読みやすくするために僕が加筆・修正している部分があります。
全てがheidrunさんの言葉ではないということをご理解ください。

デッキレシピはこちらを参考にして下さい。
heidrun

■全てのマッチアップにてキープするカード
《Bloodmage Thalnos / ブラッドメイジ・サルノス》
《Loot Hoarder / 戦利品クレクレ君》
《Mad Scientist / マッドサイエンティスト》
《Acolyte of Pain / 苦痛の侍祭》

これら4種類は全てのマッチアップで必ずキープします。
相手のデッキタイプによって以下のカードもキープの候補になります。

■アグロデッキを相手にキープするカード
《Doomsayer / 終末預言者》
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》

■ミッドレンジ/コントロールデッキを相手にキープするカード
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

基本的なマリガンはこの2パターンのみです。
《Acolyte of Pain / 苦痛の侍祭》が2枚来た場合、対戦相手がアグロなら1枚返して、コントロールなら2枚キープが基本です。

《Bloodmage Thalnos / ブラッドメイジ・サルノス》は序盤手札に来たらサイクル要因(ドローするためのカード)として使って問題ないマッチアップがほとんどです。

《Ice Barrier / アイスバリア》《Antique Healbot / 骨董品のヒールロボ》をアグロ相手に残すというプレイングも見かけますが、個人的にシークレットは《Mad Scientist / マッドサイエンティスト》から持ってこないと弱いと思っているので好きではありません。《Antique Healbot / 骨董品のヒールロボ》も初手に欲しいカードでは無いと思っています。

以下は各マッチアップ、先攻後攻ごとのマリガンです。
全マッチ共通の4種に加えてここに挙げたカードをキープします。
アンダーバーが付いたカードは特定の条件の時のみキープするカードです。

■ドルイド
・対コンボドルイド
先攻
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
後攻
《Frostbolt / フロストボルト》
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

2コンボドルイド相手には6ターン目に《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》を出してテンポを取る動きが勝敗に直結するので、先攻でもキープする価値は十分あります。

先攻で《Frostbolt / フロストボルト》をキープしない理由は、相手が2ターン目に《Darnassus Aspirant / ダーナサスの志願兵》を出してきた場合、返しのターンで自分は3マナなので、《Frostbolt / フロストボルト》で除去すると1マナ余ってしまい、マナカーブが悪いからです。
それよりも3マナをフルに使える《Acolyte of Pain / 苦痛の侍祭》《Arcane Intellect / 魔力なる知性》でドローを進めたほうがよいでしょう。

・対アグロドルイド
先攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Frostbolt / フロストボルト》
後攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》

ドルイドは《Keeper of the Grove / 木立の番人》(サイレンスミニオン)が2枚入っているので、相手が4マナ貯まる前に《Doomsayer / 終末預言者》を素出しして序盤の展開を遅らせるのが有効です。

■ハンター
・対フェイス/ハイブリッドハンター
先攻
《Frostbolt / フロストボルト》
後攻
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》

典型的なアグロです。フェイスハンターの場合《Ironbeak Owl / 鉄嘴のフクロウ》が2枚入っているので《Doomsayer / 終末預言者》はあまりアテになりません。先攻はとにかく2マナミニオンが欲しいので《Forgotten Torch / 忘れられた松明》もキープしない方が無難でしょう。

・対ミッドレンジハンター
先攻
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
後攻
《Frostbolt / フロストボルト》
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

ミッドレンジハンターはドルイドとほぼ同じです。

■メイジ
・対テンポメイジ
先攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》
《Frost Nova / フロストノヴァ》
後攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》
《Frost Nova / フロストノヴァ》

相手の《Mirror Entity / 鏡の住民》を割るために《Doomsayer / 終末預言者》はキープします。
また既に《Doomsayer / 終末預言者》が手札にある場合は《Frost Nova / フロストノヴァ》を合わせてキープします。

対戦相手が6マナを持っている場合は《Fireball / ファイアーボール》ヒーローパワー《Doomsayer / 終末預言者》を破壊することができます。
しかし、返しのターンに対戦相手が5マナの場合は《Frost Nova / フロストノヴァ》+《Doomsayer / 終末預言者》のコンボを返す方法がほとんどありません。
最速でコンボを使い、テンポメイジからテンポを奪ってしまいましょう。

・対フリーズメイジ
先攻/後攻共通
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
《Alexstrasza / アレクストラーザ》

フリーズメイジ対決は限りなく深く、語りだすとキリがありません。
対戦相手よりも早く《Alexstrasza / アレクストラーザ》を使い、相手のヘルスを15にすることで大幅に有利になります。
9マナのミニオンをキープするのは抵抗があるかもしれませんが、それほど重要なカードです。

■パラディン
・対シークレットパラディン
先攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Acolyte of Pain / 苦痛の侍祭》
《Frost Nova / フロストノヴァ》
後攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Frostbolt / フロストボルト》
《Frost Nova / フロストノヴァ》

シークレットパラディンはサイレンスや《Equality / 平等》が入っていない型が主流で《Frost Nova / フロストノヴァ》+《Doomsayer / 終末預言者》のコンボに対処しにくいデッキです。したがって《Doomsayer / 終末預言者》は単体でも残し、《Frost Nova / フロストノヴァ》もあれば合わせてキープします。

相手がブン回りコースで1,2ターンとミニオンを出してきたら《Doomsayer / 終末預言者》を素出ししてテンポを取る動きも強力です。

《Frostbolt / フロストボルト》を先攻の時にキープしないのはドルイドと同じ理由で、相手の《Knife Juggler / ナイフ・ジャグラー》に対して3ターン目に《Frostbolt / フロストボルト》という動きは弱いからです。

・対ミッドレンジパラディン
先攻/後攻共通
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

一方ミッドレンジパラディンは《Doomsayer / 終末預言者》の解答が多いので《Doomsayer / 終末預言者》はキープせず、ドローを優先します。
シークレットパラディンと違い、5,6ターン目にあまりプレッシャーをかけてこないので《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》を安全に出せるでしょう。

■プリースト
先攻/後攻共通
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

プリーストも《Doomsayer / 終末預言者》+《Frost Nova / フロストノヴァ》への解答が《Shadow Word: Pain / 密言・痛》しかないため、《Doomsayer / 終末預言者》の重要性は高いマッチアップです。

しかしプリーストは序盤のプレッシャーが小さいので、ボードコントロールよりもドローを優先させることが大事で、《Doomsayer / 終末預言者》をキープするのは既にドローカードがある場合に限ります。

「9ターン目に《Alexstrasza / アレクストラーザ》を対戦相手に使用し、次のターンに火力で焼き切る」というフリーズメイジ理想の動きが最もしやすいマッチアップなので、上級者の中には《Alexstrasza / アレクストラーザ》をキープするというプレイヤーもいます。

■ローグ
先攻/後攻共通
《Frostbolt / フロストボルト》
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

3点火力とドロー系を両方キープする特殊なマッチアップです。
ローグはミニオンの絶対数が少ない反面、一体でも残ると致命的なダメージを受けるので最初に出てくる3マナ3/3ミニオンは火力で除去します。

■シャーマン
先攻/後攻共通
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

基本的な考えはミッドレンジパラディンと同じでいいでしょう。

・対メックシャーマン
先攻
《Frostbolt / フロストボルト》
後攻
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》

典型的なアグロです。《Earth Shock / 大地の衝撃》が2枚入っていることが多いので、《Doomsayer / 終末預言者》をキープするかは微妙な所。

■ウォーロック
・対ハンドロック
先攻
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
後攻
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Fireball / ファイアーボール》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》

2マナミニオンが手札にある場合は《Fireball / ファイアーボール》をキープしても構いません。
なぜならば、相手の4ターン目に出てくる《Mountain Giant / 山の巨人》を場のミニオンと合わせて処理することができる可能性があるからです。

・対Zoo
先攻/後攻共通
《Frostbolt / フロストボルト》
《Forgotten Torch / 忘れられた松明》

アグロデッキですが《Doomsayer / 終末預言者》はキープしません。序盤に出してもデスラトル(断末魔)系ミニオンを出されて盤面にミニオンが残ってしまい、効果が薄いことが多いです…。

■ウォリアー
・対コントロールウォリアー
先攻
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
《Archmage Antonidas / 大魔術師アントニダス》
《Alexstrasza / アレクストラーザ》
後攻
《Doomsayer / 終末預言者》
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
《Archmage Antonidas / 大魔術師アントニダス》
《Alexstrasza / アレクストラーザ》

ゲーム中最も相性差が激しいと名高いこのマッチアップ。
それでも適切にプレイすれば20~30%は勝てる可能性があります。

■勝利の秘訣
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
《Alexstrasza / アレクストラーザ》
《Archmage Antonidas / 大魔術師アントニダス》

この3枚をいかに早く引けるかが勝負です
高マナミニオンですが、この3枚はキープしていいでしょう。
また相手が2ターン目に《Armorsmith / 鎧職人》を出してきた場合は《Doomsayer / 終末預言者》で処理します。

・対パトロンウォリアー
先攻/後攻共通
《Arcane Intellect / 魔力なる知性》
《Emperor Thaurissan / ソーリサン皇帝》
《Flamestrike / フレイムストライク》

このマッチアップの注意点は《Bloodmage Thalnos / ブラッドメイジ・サルノス》をキープしないという点です。
このミニオンは《Blizzard / ブリザード》と合わせて8ターン目以降にパトロンを処理するのに使いたいので、初手に必要ありません。
《Flamestrike / フレイムストライク》は最速でパトロンを並べる動きに対処するためにキープする価値はあります。

以前のように《Warsong Commander / ウォーソングの武将》が入っていたときは、相手にわざとドローさせ、デッキ切れで勝つ戦法もありました。
ですが今のパトロンウォリアーはコンボデッキからミッドレンジへとシフトし、大量のドローソースが入らなくなったので、デッキ切れでの勝ち筋は薄くなりました。対コントロールウォリアーと同じ感覚でドローを優先するのが最適でしょう。

以上、heidrun流フリーズメイジのマリガン術でした!
heidrunさん、このような貴重な情報を教えて頂き、本当にありがとうございます(ToT)

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