ブラフを活用する
2016/04/20
今回のテーマは「ブラフ」です。
ハースストーンにおけるブラフとは、どんなものでしょうか。
簡単な例でご紹介します。(画像クリックで大きくなります。)
相手のデッキタイプなどの設定は省きます。
6ターン目、対戦相手のメイジは残った2マナでヒーローパワーを使えば、1体のViolet Apprenticeを倒すことができます。
しかし、対戦相手はヒーローパワーをViolet Teacherに対して使いました。
それは一体なぜ?
あなたは、何のカードを警戒すべきでしょう?
こちらのミニオンはすべてヘルス4…そして次ターンは7マナ。それはつまり!
Flamestrike!!
ですよね。
ってことは、不用意にヘルス4以下のミニオンは出せないわけです。
あなたはヘルス4以下のミニオンしか持っていなかったため、このターンはすべてのミニオンでアタックし、ターンエンドしました。
しかし、対戦相手はFlamestrikeを使わず、ミニオンを出してきたのです!
や、やられたー!Flamestrikeを持っていなかったのかぁ~!
と、思ってヘルス4以下のミニオンを出していくと、今度こそ本当は持っていたFlamestrikeですべて焼きつくされるなんてことになるので注意して下さい。
続いてこちら!
状況としては、対戦相手は場のミニオンと武器を使ってこちらのミニオンをすべてヘルス2以下になるように調整し、シークレットを発動させたところです。
相変わらず画像編集が雑すぎてアレですが、レクサーの頭にあるハテナマークはシークレット発動エフェクトのつもりです。w
あなたは場のミニオンすべてでアタックすることにより、対戦相手の残りヘルス8を削り切ることができます。
しかし、対戦相手の行動から考えるに、あのシークレットはまさか…
Explosive Trapだとしか考えられない(ToT)
と、思ってしまいますよね。
あなたはしぶしぶ、場のミニオンでKnife Jugglerにアタックしました。
しかし、ここでシークレット発動!実はSnake Trapだったのです!
Knife Jugglerの効果も発動し、こちらの盤面は壊滅状態に!ぎょえ~!
…と、これは相手のブラフに思わず騙されてしまった例ですね。僕も何度かやられてます。w
続いてはこちら!これもまたドラゴンデッキの使い方になります。
参考:ドラゴンデッキを使うとき、気をつけること
あなたの3ターン目、手札にドラゴンを持っていないのですが、仕方なくBlackwing Technicianをプレイしました。手札にドラゴンが居ないため、2/4のステータスで出る上に、対戦相手はあなたがドラゴンカードを持っていないことが分かります。
4ターン目のドローで、Azure Drakeを引きました。
そして5ターン目のドローでもまた、Azure Drakeを引きました。
あなたはどちらのAzure Drakeをプレイすべきでしょうか?
僕が思うに、5ターン目に引いたAzure Drakeをプレイすべきだと思います。
それはなぜか?その方が、あたかもトップでドラゴンを引いてきたかのように見せかけることが出来るからです。
同じミニオンであるならば、こちらの方が良いのでは無いでしょうか。
このブラフはExecuteなどの除去スペルを使うときでも有効です。予め手札に持っていたとしても、トップで引いたExecuteを使うことにより、相手にもう1枚のExecuteを警戒させない、ということに繋がることがあります。
その他の場合は引いたカード順から使うのが良いと思います。
参考記事:手札に同じカードが2枚ある場合、どちらを使うか?
相手に自分が持っていないカードを警戒させる方法は他にもいくつかあります。
例えば、手札に1~2マナのミニオンが1枚しか無いときの2ターン目。
あなたは1枚だけ持っているミニオンを出すしかないのですが、手札をあれこれ触ったあげく、そのカードをだせば、いくつかある中から迷ってそのカードを出したかのように見せかけることができます。
その他は、BM(バッドマナー)スレスレの方法なので、ここでの紹介は控えさせていただきます。
いかがでしたでしょうか?
少しでも参考に、そしてあなたの助けになれば幸いです。