手札に同じカードが2枚ある場合、どちらを使うか?
2016/04/20
さて、今回の記事は前回「対戦相手のマリガンを見よう」の記事で説明したことの補足的な内容になります。
前回の記事を読んでいない方は、先に読むことをオススメします!
関連記事:対戦相手のマリガンを見よう
同じだけど、同じじゃない
今回のテーマは「手札に同じカードが2枚ある場合、どちらを使うか?」です。
『えっ?同じカードなんだから、どっちでも一緒でしょ?』
と思う方もいると思いますが、厳密に言うとそれは違います。
簡単な例で説明しますが、余計な情報は極力省きます。
あなたの使用ヒーローはドルイドです。
対戦が始まり、両プレイヤーにカードが配られました。あなたが先行です。
配れた3枚のカードはそれぞれ野生の繁茂,セナリウス,エサゾンビです。
今から手札交換(マリガン)を行いますが、野生の繁茂が初手にあることだけ覚えておけばそれでOKです。
セナリウスだけマリガンし、代わりにきたカードは手動操縦のシュレッダーです。
さてターンが始まりました。あなたはエサゾンビをプレイし、ターンエンド。
対戦相手は何もプレイせずターンを回してきました。
そして2ターン目の開始時、引いてきたカードは2枚目の野生の繁茂です。
さて、あなたはどちらの野生の繁茂を使いますか?
僕の場合は初手から持っている、キープした野生の繁茂を使います。
「対戦相手のマリガンを見よう!」で説明した通り、対戦相手はあなたのキープしたカードを見て
「あのカードはマナコストが低いカードかな?」
と、予想を付けている可能性があります。
ドルイドにおけるマナコストの低いカードと言えば、
練気 / 野生の繁茂 / 自然の怒り / ダーナサスの志願兵 あたりでしょうか。
一方、対戦相手からするとドローで手札に入ったカードは、全く予想が付けることができません。
なぎ払いかもしれないし、獰猛な咆哮や知識の古代樹である可能性もあります。
予想が付けられないカードを持っているのですから、
わざわざ対戦相手に「これは野生の繁茂ですよ」と教えてあげる必要は無いのです。
あなたはドローで手にした野生の繁茂を持っているだけで、対戦相手に様々なカードを警戒させることができます。
幸い、3ターン目にプレイすべき手動操縦のシュレッダーを持っているので、
もしかすると2枚目の野生の繁茂は10マナ持っている時に1ドローするスペルとして使うことになるかもしれません。
その間、対戦相手には自然の援軍などのカードを警戒させ続けることが可能なのです。
非常に細かなプレイングですが、参考になれば幸いです!