野生の繁茂の使い方
2016/04/23
[no_toc]ある日の配信中、何気なくプレイしていた所にこのようなコメントを貰いました。
「7マナ以降でも《野生の繁茂》を使うんですか?」
言われてみれば確かに、僕もドルイドを使って間もない頃は試合後半に《野生の繁茂》を使いませんでした。
7ターン目で使うといえば、手札に9マナミニオンを持っているときだけ…といった感じです。
しかし今は、7マナどころか、8マナでも使う意味があると思っています。
今回は試合後半でも《野生の繁茂》を使う理由を解説します!
初心者の頃はなぜ、手札に野生の繁茂を残したのか
1番の理由は、「勿体無く感じるから」でしょうか。
例えば2ターン目に《野生の繁茂》を使えば、次のターンから毎ターンコインを使っているような状態になります。
マナの上限は10なので、3ターン目から1枚ずつ、計8枚のコインを手にしているようなイメージです。
しかし、8マナを持っているときに使って次のターンを10マナにしても、マナの上限に達してしまいます。
コインを1枚だけ手にしたようなイメージになり、「勿体無く感じる」わけですね。
それに加えて、《野生の繁茂》は10マナを持っているときに使えば1枚ドローすることができます。
そのため、手札に残してしまいがちです。
初心者が手札に野生の繁茂を残してしまう本当の理由
ずばり、「次のターンの行動を考えていない」です!
初心者の頃は「今、そのターンをどう行動するか」ばかりを考えてしまいます。
これが原因で、《野生の繁茂》を手札に残すということをするのだと思います。
次のターンの行動を考えた野生の繁茂とは
例えば、現在7マナを持っているとしましょう。
《野生の繁茂》を使えば、次のターンに使えるマナは9です。
8マナと9マナ、たった1マナの差ですが、この1マナが戦局を大きく変えることになります。
例えば7ターン目に残り2マナを持っていて、手札がこの3枚の場合を考えて下さい。
次のターンはどちらかの5マナミニオンを使うことが予想されます。
10マナであれば両方のミニオンを使えますが、《野生の繁茂》を使っても9マナなので、使わず温存しました。
しかし、次のターン、《なぎ払い》を引いた場合はどうなるでしょう?もし《野生の繁茂》を使っていたら、5マナミニオンと共に《なぎ払い》を使うこともできたのです!
特に《アジュア・ドレイク》と《なぎ払い》のコンボは強力ですよね!
《木立の番人》などの4マナミニオンを引いた場合も同じく、5マナミニオンと合わせて使うことができます。
手札ばかりを見て判断せず、ドローのことも考えよう!というわけですね。
8マナを持っている時に《野生の繁茂》を使えば次のターン10マナになるので、5マナ+5マナや4マナ+6マナといった組み合わせで、カードを使うことができます。
もちろん、2マナ余ったからといっていつでも《野生の繁茂》を使うわけではありません。手札のカードとデッキに残っているカードを考えて、使うべきかどうかを考えましょう!