低資産クトゥーンデッキ完全ビルドガイド
2016/08/13
はじめに
[no_toc]この記事は、初心者向けの記事です。
また、無課金ユーザーにもオススメです。
この記事を読むと、以下の4つのことが学べます。
- なぜ、初心者はクトゥーンデッキを使うべきなのか
- まず入れるべき11枚のカード
- クトゥーンデッキのマナカーブとは
- デッキに入れるカードの候補128種
記事の一番最後には5分間デッキガイドがありますので、サッと目を通して、すぐランク戦に挑むことができます。
旧神のささやきは初心者救済パック!
ここでは、なぜ初心者はクトゥーンのデッキを使うべきなのかを説明しています。
本題を見たい方は、「クトゥーンデッキの作り方」まで読み飛ばしてもらっても構いません。
僕は去年の12月頃、初心者の気持ちを知ろうとして無課金アカウントを作成し、しばらく遊んだことがあります。
そのときの感想としては…。
- 《ドクター・ブーム》を出されただけで勝てなくなる。
- ランク20だろうが関係なく、全てのカードが揃った相手とマッチングしてしまう。
- 特にシクレパラが強すぎて全く勝てない。
以前からやっている無課金ユーザーは長くやっているおかげで、そこそこカードが揃っています。
そんな中、ゲームをやり始めたばかり僕が勝つにはかなり苦労しました。
僕はランク17ぐらいから勝ったり負けたりを繰り返してヘトヘトになってしまいました。
僕の最強カードが《ストームウィンドの勇者》なのに、相手は《ドクター・ブーム》を出してくるわけです。クエストを消化するのにも1時間以上かかることがあり、正直「もうやってられない」と思いました。
しかし!
旧神のささやきと共に、「スタンダードモード実装」と「クトゥーンの無料配布」が行われました。
《ドクター・ブーム》は消え、ユーザー全員に旧神のささやきのパックが貰えるクエストと、レジェンダリーカードである《クトゥーン》が配られたために、皆平等に強いカードを手に入れることになったのです!
誰もがトップクラスの強いカード《クトゥーン》を手に入れることができる。
そして、《クトゥーン》を入れたデッキを簡単に組むことができる。
それこそが、旧神のささやきが初心者にオススメできる一番の理由なのです。
クトゥーンデッキはなぜ恐ろしいのか
嬉しいことに、《クトゥーン》とクトゥーンを補佐するカードのほとんどが中立ミニオンです。
それらの中立ミニオンを作るだけで、全ヒーローでクトゥーンデッキを使うことが可能になります。
つまり、強いクラスカードでは無く、中立のカードだけを作るので、全ヒーローで使い回すことができるのです!
これでヒーローのレベル上げやクエスト消化が楽になりました。
僕は久しぶりに無課金アカウントを起動し、低資産クトゥーンデッキを組みました。
今までランク17でも苦労していたのに、あっという間に連勝し、ランク15まで行くことができました!
ランク17で行き詰まっていた僕としては、かなり嬉しい出来事でした。
そして、この記事を書こうと思うようになったのです。
なぜ、クトゥーンデッキは勝てるのか
単純に補佐カードのステータスが良く、1:2交換がしやすくなっています。
序盤はトレードだけに注意してればオッケーです。うまく有利なトレードを繰り返していけば試合後半に繋がり、結果《クトゥーン》を出して勝利!という流れが作れるのです。
ハースストーンにおいて一番大事な部分である「トレード」を学ぶことができるので、初心者にもオススメのデッキと言えるでしょう。
クトゥーンデッキの作り方
まず最初に入れるべき11枚のカード
この内、《邪悪の誘い手》と《クトゥーン》は無料配布されているので、作るべきカードは以下の8枚となります。
マナコスト | カード名 | ステータス | 枚数 | レアリティ |
3 | 《クトゥーンの門弟》 | 2/1 | 1 | レア |
3 | 《黄昏の鎚の長老》 | 3/4 | 2 | コモン |
4 | 《クトゥーンに選ばれし者》 | 4/2 | 2 | コモン |
6 | 《スケラムの狂信者》 | 7/6 | 2 | レア |
8 | 《破滅の招き手》 | 7/9 | 1 | レア |
コモン4枚、レア4枚で合計560魔素です。
《クトゥーンの門弟》は2枚入れても構いません。
レアであることと、ステータスが低く、3マナで必ず出すカードでは無いため、1枚になっています。
しかし、対戦相手もクトゥーンデッキだった場合、《黄昏の鎚の長老》や《スケラムの狂信者》など、ステータスの高いミニオンが出てきます。そのとき、《クトゥーンの門弟》は強い味方になるでしょう。
残る19枚は、あなたがパックから出した強いカードや、使いたい好きなカードを入れるだけでも構いません。
デッキを作ることに慣れていないプレイヤーは、次の項目を参考にしてデッキを作ってみてください。
マナカーブの整え方
以下が「各マナ帯に何枚のカードを入れるか」のざっくりとした表です。
これを目安にし、デッキを作ってみてください。
※必ず守らなければならないわけではありません。構築は自由です!
1マナ | 0~2枚 |
2マナ | 5~6枚 |
3マナ | 4~6枚 |
4マナ | 7~8枚 |
5マナ | 2~3枚 |
6マナ | 2~4枚 |
7マナ以上 | 2~3枚 |
僕がクエスト消化のため、実際に使った無課金クトゥーンのデッキは以下の通りです。
無課金クトゥーンパラディン&メイジ
デッキに入る候補カード(コモン/レアのみ)
これらは「持っていたらデッキに入れる」程度の考え方で構いません。
このリストは、僕個人の考えによって作られています。
つまり僕が好きなカードだけがピックされていると思って下さい。
リストに頼らず、自分が好きなカードを入れるのが一番良いと、僕は思います!
↓クリックで見たいヒーローのリストに飛びます↓
【ドルイド】【ハンター】【メイジ】
【パラディン】【プリースト】【ローグ】
【シャーマン】【ウォーロック】【ウォリアー】
【中立】
1マナ
2マナ
《ナイフ・ジャグラー》
《酸性沼ウーズ》
《戦利品クレクレ君》
《火炎ジャグラー》
3マナ
《刈入れゴーレム》
《大地の円環の遠見師》
《シャタード・サンの聖職者》
4マナ
《センジン・シールドマスタ》
《チルウィンドのイェティ》
《ダークアイアンのドワーフ》
5マナ
《アジュア・ドレイク》
《ダークスケイルの治療師》
《マジヤバ・オ・トロン》
《暴走コドー》
6,7,8マナは特にありません。
9マナ
【ドルイド】
0マナ
1マナ
2マナ
3マナ
《騎乗用ラプター》(探検同盟にて入手可能)
4マナ
《クラクシの琥珀織師》
《なぎ払い》
《古代地の番人》
《木立の番人》
5マナ
6マナ
8マナ
【ハンター】
1マナ
2マナ
3マナ
《イーグルホーン・ボウ》
《殺しの命令》
《獣の相棒》
《猟犬を放て!》
6マナ
【メイジ】
1マナ
2マナ
3マナ
《フレイムウェイカー》(ブラックロックマウンテンにて入手可能)
《魔力なる知性》
4マナ
《ウォーター・エレメンタル》
《ファイアーボール》
《動物変身》
5マナ
《イセリアルの召術師》(探検同盟にて入手可能)
《ヨグ=サロンの下僕》(扱いが難しい)
6マナ
【パラディン】
1マナ
2マナ
3マナ
4マナ
《ウルダマンの番人》(探検同盟にて入手可能)
《トゥルーシルバー・チャンピオン》
《聖別》
【プリースト】
0マナ
《回復の輪》(《オウケナイのソウルプリースト》とのコンボに使用)
1マナ
2マナ
3マナ
4マナ
5マナ
6マナ
《埋葬》(探検同盟にて入手可能)
10マナ
【ローグ】
0マナ
1マナ
2マナ
3マナ
4マナ
【シャーマン】
1マナ
《トンネル・トログ》(探検同盟にて入手可能)
《ライトニングボルト》
《大地の衝撃》
2マナ
3マナ
《タスカーのトーテム師》
《呪術》
《ライトニングストーム》
《野獣の精霊》
4マナ
《炎まとう無貌のもの》
《進化を統べるもの》(扱いが少し難しい)
6マナ
【ウォーロック】
0マナ
1マナ
《取り憑かれた村人》
《炎のインプ》
《ヴォイドウォーカー》
《凄まじき力》
2マナ
《闇の売人》(探検同盟にて入手可能)
3マナ
《インプ・ギャングのボス》(ブラックロックマウンテンにて入手可能)
《シャドウボルト》
4マナ
5マナ
6マナ
【ウォリアー】
1マナ
2マナ
《叩きつけ》
《残酷な現場監督》
《鎧職人》
《烈火の戦斧》
3マナ
《強打》
《泡を吹く狂戦士》
《獰猛なサル》(探検同盟にて入手可能)
4マナ
7マナ
5分間デッキガイド
マリガン(手札交換)
基本的には1~3マナのミニオンをキープしていきます。
先攻であれば1マナミニオンが欲しいですが、後攻なら2マナミニオンを2枚キープしても構いません。
1ターン目にコインから2マナミニオン、2ターン目にもう一度2マナミニオンを出していきましょう。
もちろん、2マナミニオンがあるなら3,4マナのミニオンを合わせてキープしても構いません。
2,3,4,5マナミニオンをキープという形でもオッケーです。
試合の流れ
1ターン目に1マナミニオンが出せなくても大丈夫です。
2ターン目に出すべき《邪悪の誘い手》は2/3というステータスを持っているので、1マナミニオンどころか2マナのミニオンにも一方的に打ち勝つ可能性があります。
1、2ターン目に何も出せない場合、最悪3ターン目に《クトゥーンの門弟》を出せば相手のミニオンを1体破壊できる可能性があります。
しかし、《クトゥーンの門弟》のステータスは2/1とかなり低いです。相手が2体のミニオンを出していたとして、1体を破壊して相手の場に体力2のミニオンが残るのであれば相打ちが取れますが、体力が3以上のミニオンが残るのであれば、一方的に倒されてしまい、場の優位は取れません。
手札に《黄昏の鎚の長老》などのステータスが高い3マナミニオンがあるなら、先にそちらを出しましょう。
心がけること
■序盤は基本的に1:2交換を狙っていきましょう。
1:2交換とは、1体のミニオンで2体のミニオンを倒すことを言います。
参考記事:ハースストーンはこんなゲーム@1:2交換の法則
こちらの場にミニオンが残り、相手の場にはミニオンが残らないようにします。
■中盤~終盤はやっかいなミニオンだけ倒しつつ、相手ヒーローにアタックしましょう。
《スケラムの狂信者》は攻撃力が7と非常に高い打点を持っています。
相手の強力なミニオンを倒しつつ、場に残りやすいです。隙を見て相手ヒーローにアタックしましょう。
■フィニッシュはクトゥーンで!
《クトゥーン》が無くとも強いデッキですが、やはりフィニッシャーとして活躍してくれます!
思いがけないダメージが出るので、相手ヒーローの体力を0にできるかどうか、しっかりと計算しましょう。
おまけ:あれば嬉しいエピックカード
【中立】
【ドルイド】
【ハンター】
【パラディン】
【プリースト】
【ローグ】
【シャーマン】
【ウォーロック】
《破滅に至る病》(好みによる。《マルガニス》もスタン落ちしちゃったし…)