韓国強豪プレイヤーインタビュー@Kranich & ryuman
2016/04/23
[no_toc]koroneko選手らが所属している「チームモブキャスト」のゲーミングハウスにて、韓国人強豪プレイヤーであるKranich選手とryuman選手が1週間ほど滞在するとの話を聞いて、僕もゲーミングハウスへ行き、2人に短くインタビューをしてきました。簡単な英語で会話しているので、大体のニュアンスでブログ用に書き直しています。ご了承ください。
選手紹介
Kranich選手
チームDignitasに所属している韓国人プレイヤー。2年連続で世界大会に出場している。お寿司が大好き。
ryuman選手
チームsunvi(韓国名)に所属している韓国人プレイヤー。先日行われたシンガポールの大会ではheidrun選手を倒し、koroneko選手に敗れている。たこ焼きが大好き。
以下、インタビューさせていただきました。(敬称略)
天野「初めまして、天野です。よろしくお願いします。」
Kranich「よろしくお願いします。天野って、Twitchで配信しているten_amanoでしょ?見たことあるよ!」
※ten_amanoは僕のTwitchIDです。
天野「おおっ、ありがとうございます!そういえばチャットで見かけたことある気がします。w」
koroneko「天野さん、2人のことは知ってるんですか?」
天野「もちろん!Kranich選手は日本でもかなり有名ですよね。ryuman選手はStriveWireやZOTACといった大会サイトでよく名前を見かけます。大会に出るといつも居るプレイヤーの1人っていう印象です。」
それでは早速、いくつか質問をしていきます。
2人はなぜ日本に来たのでしょうか?
Kranich「koronekoのチームと一緒に練習するために来ました。招待されたと言ったほうが良いのかな。」
ryuman「koronekoとはこの間のシンガポール大会で同じ部屋に泊まったことがきっかけで仲良くなったんだよね。」
koroneko「そうそう、同じ部屋にKranich選手、ryuman選手、Handsomeguy選手などが居て、みんなと交流しました。大会で対戦が終わった後、全員で配信を見直しながら『これ、みんなならどうする?』といった検討会も行いました。」
すごい。大会ではライバルですけど、高めあう仲間でもあるんですね。
以前にも日本へ来たことはありますか?
Kranich「僕は初めてですが、ryumanは違います。」
ryuman「僕は以前大阪に行ったことがあります。東京のたこ焼きも良いけど、大阪のたこ焼きの方がデリシャスだね!!」
日本の食べ物が口に合うようで何よりですw外人さんはたこ焼きが嫌いなイメージがありますが、アジア圏はそんなこと無さそうですね。
それでは続いて…
所属しているチームの仲間と一緒に練習はしていますか?
Kranich「僕のチームはグループに分かれていて、Chakki選手とも同じチームではあるけど、グループが違うから一緒に練習はしていません。仲のよい韓国人プレイヤーと一緒に対戦しています。」
へ~!なんだか意外です。プロチームというのは、チームメイト同士で練習しているものだと思っていました。
チームモブキャストは週末、ゲーミングハウスに集まって一緒に練習しているようですし、環境も整っているので、うらやましく思います。
1日どれぐらいハースストーンをプレイしていますか?
Kranich「8~10時間ぐらいかな。」
ryuman「嘘でしょ?そんなにやってるの?」
Kranich「特に月末はもっとたくさんやってるよ。上位100位以内に入りたいからね。」
※レジェンドランク上位100位以内に入ることで、世界大会へ行くために必要なポイントを貰うことができる。
ryuman「それにしても、8~10時間は多いね。きっと彼は嘘をついているよ。w」
一同「(笑)」
週にどれぐらい大会に出ていますか?
Kranich「ん~、3回か4回くらいかな。」
ryuman「僕は5回は出ているね。日本に来てからも毎日大会に出ているよ。」
おおっ、いつも見かけるだけあって、大会にでる数も多いですね。大会はラダーと違って、どのヒーローを先に出すか、何をBANするかなど、大会ならではの読み合いがあるので、大会に出ること自体も、世界大会に出るための練習の内の1つということでしょうか。
チームモブキャストのメンバーとは一緒に練習しましたか?
Kranich「僕らはcross選手とTansoku選手と対戦し、koronekoに観戦と重要な場面のスクリーンショットをお願いしました。」
ryuman「対戦が終わった後、プレイングの見直しを言い合いました。それぞれ考え方が違うし、よりよいプレイングを見つけることができるので、勉強になります。」
インタビュー当日の練習風景。ryuman選手はよくkoroneko選手を呼んで「これ、君ならどうする?」と相談していました。
それでは最後に、ファンに向かって一言お願いします。
ryuman「それはKranichに言ってる?彼にファンなんて居ないよw」
一同「(笑)」
Kranich「ん~…これは日本人に向かってのメッセージってことで良いのかな。
僕は日本人も韓国人も、ポテンシャルが高いと思っているよ。だから日本人選手と韓国人選手で一緒に練習して、お互いを高めあっていけば、APACで勝ち残るのは日本人か韓国人のどちらかになると思っている。
お互いリスペクトしあって、レベルアップのきっかけになれば嬉しく思うよ。」
日本人のことを高く評価してくれて嬉しい限りです!お二人とも、ありがとうございました!