第5回シャドウバース初心者講座『感想戦は上達への近道』
2016/08/11
この記事は、過去に書いた「ハースストーン練習法@感想戦」をシャドウバース向けに書きなおしたものです。
ハースストーンにおいて感想戦を行い、最高ランクまで駆け上がった人は僕を含めて数えきることができません。
この記事を読んで、効率的にランクマッチを駆け上がりましょう!
感想戦とは
「試合を振り返ること」です。
対戦が終わったあと、すぐに「ランクマッチ」ボタンを押していませんか?
次の対戦に行く前に直前の対戦を振り返り、「どこが良かったから勝ったのか」「何が原因で負けたのか」を考えましょう。
勝因が分かれば「リーダーや対戦したデッキへの対策法」が学べるし、敗因が思い当たるのなら、そこで「別の行動を取っていたらどうなったのか」を考えてみましょう。そうすれば、またいつか同じシチュエーションになったとき、自分は1つ先のプレイをすることができます。
逆に、どこが悪かったか考えもせずに、なんとなくランクマッチを回していても、どこがミスなのかわからないままなのだから、また同じミスを繰り返してしまうだけです。運が良ければ勝ち、また同じシチュエーションが来たらミスをくりかえし負けてしまう…。
あなたに必要なのは、たまたまの勝利ではなく、実力の勝利のはずです。ならば、ランクマッチで「勝つこと」よりも、「なぜ勝ったのか」「負けた原因は何か」を知ることのほうが大事です。
つまり感想戦をしないで、ランクを上げるためにランクマッチを回すのは、自分のプレイングの長所や欠点を分からなくさせているという意味で、それこそ大きな回り道だと言っていいでしょう。
感想戦の方法
では、感想戦はどのように行うのでしょうか?
まずはアナログな方法として、紙とペンを用意しましょう。携帯やパソコンでメモ帳を用意しても良いです。
そしてランクマッチをプレイし、戦績を付けます。書く内容は簡単な内容で構いません。
・使ったデッキ
・相手のデッキタイプ
・勝敗とその要因
これだけあれば十分です。
勝敗とその要因は、例えば「相手が手札事故をおこした」「4コストで黙示録を使われたが、追加でフォロワーが出てこなかった」くらいで良いです。「マリガンで普段残さないファフニールを残した結果、うまくいった」など、試したことをメモするのも重要です。
特に同じ失敗は繰り返してはなりません。
「フォロワーを並べすぎて腐の嵐で一掃されて逆転負け」とメモしておけば、次から気をつけることができます。
感想戦メモの例
使用デッキ:ミッドレンジロイヤル
☆|ランプドラゴン|後|ファフニールをツバキで倒して逆転勝ち
☆|冥府エルフ|先|1ターン目からフォロワーを展開でき、6ターン目のセージコマンダーで押し切って勝ち
★|コントロールヴァンパイア|後|黙示録を3枚使われて負け
★|ミッドレンジネクロ|先|死の祝福とモルディカイを対処できず負け
☆★||先後|
☆★||先後|
☆★||先後|
ちなみに、この「☆★||先後|」をコピーして、例のようにズラリと並べておけば、先攻・後攻と勝敗は文字を消すだけで完成するのでオススメです。
使い方はカンタンで、まず対戦相手が表示されたらそのリーダーを真ん中の||の間に書き入れます。
☆★|ロイヤル|先後|
マリガン画面になり、先攻か後攻が決まったら、該当しない方の文字を消します。
☆★|ロイヤル|先|
相手のタイプが分かったらそれを書き入れます。
☆★|ミッドレンジロイヤル|先|
ターニングポイントが来たら簡単にメモします。
☆★|ミッドレンジロイヤル|先|2ターン連続で乙姫を出される
勝敗が決まったら該当しない方の星を消す。
★|ミッドレンジロイヤル|先|2ターン連続で乙姫を出される
さらにメモしたい事があれば追加します。
★|ミッドレンジロイヤル|先|2ターン連続で乙姫を出され、処理しきれずセージコマンダーで強化され負け
もうひとつの方法
メモするのが面倒くさい!という人にオススメの方法があります。
プレイングで迷ったとき、スクリーンショットを撮っておきましょう。できれば、2~3ターン先の盤面も撮っておいた方が良いです。そして試合が終わった後、スクリーンショットを見なおして、他の選択肢を取っていた場合にどうなったのかを考えましょう。
可能であれば、試合そのものを動画として録画しても良いです。
この場合、簡単に見返すことができ、一時停止をしてじっくりと考えることもできます。
なかなか勝てなくて伸び悩んでいる方はぜひ、感想戦をお試し下さいo(^▽^)o♪