[STR]聖獅子ビショップ攻略ガイド

      2019/04/06


はじめに

こんにちは、天野さとしです。

この記事では、アディショナル前のSTR聖獅子ビショップについて学ぶことができます。
以前書いた[OOT]聖獅子ビショップ攻略ガイドと被る内容もありますが、
復習するつもりで目を通していただければと思います。

聖獅子ビショップとは

STR環境の聖獅子ビショップは、主に3つの特徴を持っています。

  1. 高いバーストダメージ(12点以上)
  2. 高い展開力(聖獅子の神殿聖獅子の結晶、または楽園の聖獣)
  3. 豊富な除去カード

この3つの特徴から、対戦相手や自分の手札に合わせて戦い方を変える対応力をもっています。

これが聖獅子ビショップの強さであり、難しさでもあります。
最も重要となるのは「試合展開の先を見る力」です。この力がないと、聖獅子ビショップを使いこなすことはできません。
この「試合展開の先を見る力」は全てのデッキに応用することができるので、聖獅子ビショップの練度と共に自分自身の底力を鍛えていきましょう。

聖獅子ビショップには主に3つの勝ちパターンが存在ます。
まずは、この3つの勝ちパターンについて説明します。

1.結晶プラン

序盤~中盤まで聖獅子の結晶を使い続け、終盤は聖なる王の獅子を連打して勝利を目指します。

聖獅子の神殿があれば1ターンの間に2体~3体の聖なる王の獅子が場に出るため、8~12点と高いダメージを出すことができます。

キーカードは聖獅子の神殿です。
聖獅子の神殿が自分の場に出ていれば、聖獅子の結晶を使うことで1PP回復することができます。
そのため、聖獅子の結晶と合わせて漆黒の法典などの除去カードを使いやすくなります。

自分のフォロワーを展開しつつ相手のフォロワーを除去することができるので、堅実に聖獅子の結晶の使用回数を増やす方法といえるでしょう。

聖獅子の結晶をエンハンスで使うことで聖獅子の結晶を手に入れることができるので、最低1枚は聖獅子の結晶、または聖獅子の結晶を手に入れることができるカードを手札に温存しておきましょう。
最序盤など、場合によっては手札にあるすべての聖獅子の結晶を使い切ることもあります。この判断を下すには先述した「試合展開の先を見る力」が必要です。

2.聖獣プラン

楽園の聖獣をエンハンス4で使い、進化させて盤面を強化します。
特に先攻5ターン目、または後攻4ターン目の動きとして使うことが多いです。

相手が横に並んだ聖獣を倒す方法がない場合、エンハンスを2ターン連続して使うだけで勝ててしまう(相手がリタイアする)こともあります。

このプランは主に聖獅子の結晶系のカードが手札にない場合に選択することになります。
もちろん、結晶プランを取りながら楽園の聖獣をエンハンスで使うこともありますので、そこは手札を見ながら柔軟に対応して下さい。

稀に先攻4ターン目の動きとして使うこともあります。それが、3.ヘクタープランに繋がります。↓

3.ヘクタープラン

1.結晶プランや2.聖獣プランから移行する第3のプランです。
聖獅子の結晶を育てて盤面に4/4フォロワーを並べた上で聖騎士・ヘクターを連打して勝利を目指します。
または、楽園の聖獣で横に並べたフォロワーを聖騎士・ヘクターで強化する、という流れです。

ヘクターが持つ「ファンファーレ 自分の墓場が9枚以上なら、聖騎兵2体を出す。」という条件については聖獣や結晶を使うことで自然と満たされるので、特別気にすることはありません。

自分の場にフォロワーが残っていれば、相手のリーダーに大ダメージを与えながら相手のフォロワーを3/2突進の聖騎兵で倒すことができ、フィニッシャーとして十分な性能を持っています。

デッキリスト(画像クリックで拡大されます)

(デッキコード発行はコチラから)

僕がグランドマスターに到達に使用したデッキです。
戦績は212戦158勝54敗勝率74%と、非常に高い勝率を記録することができました。

聖獅子のカードを持ち合わせていない人には構築済みデッキ第5弾「聖騎士の行進」がオススメです。

(画像クリックで拡大します)

以下にカードの採用理由を書き記しておきますので、参考までにどうぞ。

聖獅子の神殿聖獅子の結晶平和の紡ぎ手プリズムスイング
結晶が手に入るキーカードなので3枚ずつ入っています。

天象の風・ペトラ
楽園の聖獣をエンハンスで使ったとき、安定してデッキから2体の1コストフォロワーを出すために1枚だけ採用しています。
先攻1ターン目や味方フォロワーを守るときにも役立ちます。

楽園の聖獣
このカードがデッキに入っていることで勝ち筋が増えます。
デッキに楽園の聖獣を加えることで引きたいカードが引きにくくなるのは事実ですが、確率にして数%と誤差の範囲内なので気にせず出しましょう。

封じられた法典
優秀なドローソースとして3枚採用しています。
レジェンダリーファイターを突進させるのにも使います。
神殿や除去スペルが引けていない場合は忌むべき教示で使うことが多いです。
聖なる教示を置いて次のターンヘクターで強化する動きもあります。

レジェンダリーファイター
大型フォロワーの除去から小型フォロワーを2体処理など、幅広く使えます。
現環境はレイサムファフニール破滅のサキュバスなど大型フォロワーをよく見かけるので、突進必殺として重宝します。
気軽に2ターン目に使える2コスト2/2というだけでも強いです。
よく「レジェンダリーファイターを持っていないから代用カードを教えて欲しい」と質問されますが、代用カードはありません。構築済みデッキに2枚収録されているので、そちらの購入をオススメします。

漆黒の法典
ラストワード持ちのフォロワーや、機械フォロワーを消滅させる役割もあります。
特に機械ヴァンパイアを相手にしたとき、アーマードバットを消滅させることが重要です。モノの条件を満たせないようにしましょう。

愚神礼賛
優秀なドローソース。レイサムやサタンなどの大型フォロワーを破壊するのにも役立ちます。
2コスト帯のパワーカードなので3枚採用。ただし場に神殿が2枚ある状況だと置きづらいです。

飢餓の輝き
3コスト4点の除去スペルでもあり、バフスペルでもあります。
稀に自分のフォロワーを破壊してリーサルを決めることもあります。
2枚入れたい気持ちはあるものの、他に抜きたいカードも無いので1枚採用です。

救済の聖獅子
結晶が手に入るので3枚採用。先攻は序盤からアクセラレートで使うことが多いです。
場に出す場合は進化とセットで使いましょう。0コストの結晶が手に入るので、聖獅子の神殿と合わせて使えばPPを回復することができます。

安息の狂信者
ロイヤル、ネクロや機械系のデッキ全般に強いカードです。
手札で被ると弱いことが多いですが、1試合に1枚は使いたいマッチアップが多いので3枚採用。

アサルトプリースト
不撓不屈の騎士・ヴェイン永遠の花嫁・セレスを破壊する手段として重宝します。
進化せずとも4/4守護+1ドローなので腐りづらい性能を持っています。
進化権が必要であり、5コストと重めのカードなので2枚採用です。

聖騎士・ヘクター
フィニッシャー兼、除去カード。
7,8ターンと連続して出すだけで勝ててしまうこともしばしば。

手札交換

ロイヤル、ネクロ、ヴァンパイアのような横にフォロワーが並ぶ相手、機械系のデッキが相手であれば安息の狂信者をキープします。

あとは結晶系のカードをキープしましょう。
後攻であれば漆黒の法典楽園の聖獣をキープすることも考えます。

封じられた法典は先攻かつ、安息の狂信者+3コストカードをキープする場合にのみ残します。
1ターン目にプレイして2コストのカードを探しに行きましょう。

立ち回り

1ターン目

先攻であれば1コストのフォロワーを出しても良いです。
手札に2コストのフォロワーがない場合、救済の聖獅子をアクセラレートで使います。
封じられた法典を使ってドローを進めても良いでしょう。

2ターン目

2コストのフォロワーを出します。

手札に結晶や漆黒の法典がある場合、2ターン目に聖獅子の神殿を置いても良いです。
ただし相手がアグロの場合は無理せず漆黒の法典を使うこともあります。

3ターン目

自分の場に聖獅子の神殿が置いてある場合、結晶+2コストで動きます。
2ターン目に聖獅子の神殿を置いたからには結晶を使ってください。2ターン目に神殿を置いたのに、3ターン目に平和の紡ぎ手を出すのは2ターン目をパスしたような弱い動きになります。

2ターン目に2/2を出しており、3ターン目に平和の紡ぎ手を出す場合は先攻であれば相手がアグロでない限りは2/2で相手リーダーを攻撃することが多いです。
序盤からダメージを与えておけばリーサルも近づくので、積極的にリーダーを攻撃しましょう。
ただしこちらが先攻で相手の場に1/1が2体並んでいる状況であれば、2ターン目に出した2/2フォロワーで相手の1/1を倒しても良いでしょう。

4ターン目

後攻の場合は楽園の聖獣の進化ターンです。
聖獅子の神殿が置いてある場合、結晶+結晶+2コストで動けます。
または結晶+平和の紡ぎ手でも良いでしょう。

4ターン目までに聖獅子の神殿をおいた場合、5ターン目は救済の聖獅子を進化したいです。
そうすれば0コスト結晶+2コストで動くことができます。

5ターン目

ここからアサルトプリーストを進化させるべきかどうか、考えながら行動しましょう。

まだ聖獅子の神殿が置かれてない場合、聖獅子の神殿+結晶+結晶+1コスト、もしくは聖獅子の神殿+結晶+2コストで動けます。
聖獅子の神殿を置くチャンスのターンなので、5ターン目までに聖獅子の神殿を引けるようしっかりとドローしてください。

6ターン目

結晶プランの場合、手札に結晶関係のカードを抱えておくようにして、毎ターン結晶を1枚以上使うようにしてください。
聖獅子の神殿があれば2~3コスト余るはずなので、合わせて除去スペルを使いましょう。
聖獅子ビショップの強みはここからの毎ターン除去+展開にあります。

聖騎士・ヘクターが手札にある場合、楽園の聖獣や結晶を使ってフォロワーを展開すると聖騎士・ヘクターのバリューが上がります。

7ターン以降

聖騎士・ヘクターを連打する、または聖なる王の獅子で相手リーダーを攻撃して勝利を目指しましょう。

勝つためのワンポイントアドバイス

常に2〜3ターン先までの動きを2パターン以上考えておきましょう。
可能であれば、もっともっと先の動きまで考えておきます。
そうすれば、「いつ聖獅子の神殿を置いたら良いのかわからない」「どの勝ちパターンを選択すれば良いのかわからない」という疑問も自然と解決すると思います。

聖獅子の神殿は強力なカードですが、置けば勝てるというわけではありません。
何も考えずに出すと、2コスト使ってテンポロスをするだけです。
そのターン中に結晶を使って失ったテンポを回収するか、次ターンに結晶を絡めて展開+除去することで失ったテンポを回収してください。

また、漆黒の法典プリズムスイングなどの除去カードは「何に対して使うのか」を考えておきましょう。
もちろん、思い通りいかず使ってしまうことはありますが、常に「どのフォロワーに対して使うのが1番強く使えるのか」を考えてから行動することが重要です。

それが「試合展開の先を見る力」を養うことに繋がります。

おわりに

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