対戦相手の手札を見て、カードを予想する。
2016/04/15
StrifeCroやKolentoといったプロプレイヤーが特に秀でている所。
それは、"対戦相手の手札を読む"能力です。
特に対戦相手の手札を見る必要が出てくるミニオンカード
対戦相手の手札を見ることの重要性を知るのに適したミニオンが居ます。
その名も、クロマガス。たまにドラゴン系のデッキから出てきます。
対戦相手がクロマガスをプレイし、その効果が発動したとき注意することは以下の2つです。
- 対戦相手の手札を見て、どれがドローしたカードで、どれがコピーされたカードなのかを覚えておく。
- 対戦相手が手札のどの場所からカードを使ったのかを見る必要がある。
分かりやすいように画像を用意しましたので、こちらをご覧ください。
「1」「2」と数字が割り振られているカードが見えると思います。
それぞれ、「1」がドローしたカード、「2」がコピーしたカードとなります。
通常、対戦相手がどのカードを持っているのかは分からないのですが、この場合は違います。
なぜならば、「1」はドローしたカードであり、「2」はクロマガスの効果によってコピーされたカードだからです。
対戦相手が「1」のカードを使った場合、「2」のカードが何なのか知ることになります。
そしてそのカードを警戒した適切なプレイングをすることができるようになります。
仮に「1」のカードが聖別だった場合、あなたは対戦相手が聖別をもう1枚持っているということを知った上で戦うことができるというわけです。
そのためにも、あなたは対戦相手の手札の、どの場所からカードをプレイしているのかに注目する必要があるのです。
対戦相手の手札は常に見るようにしよう。
相手の場にクロマガスが居ない場合も、対戦相手の手札を見る必要があります。
以前に書いた"手札に同じカードが2枚ある場合、どちらを使うか?"という記事も参考になると思いますので、まだ読んでいない方はこちらも合わせてお読み下さい。
それでは、簡単な例で説明してみましょう。(画像クリックで大きくなります。)
あなたはマリガンの時から対戦相手の手札に注目してるとします。
そして、対戦相手は序盤から手札にあるのに、8ターン目まで使っていないカードを持っています。
対戦相手がどの場所からカードを使ったのか見るだけで、この貴重な情報を得ることができるようになります。
序盤から持っているのに使われないカードとして予想されるのは大物ハンター、もしくは平等です。
仮に、このターンであなたはドクター・ブームをプレイしたとします。
手札で腐っているカードが大物ハンターであれば、この場面で使うはずです。
平等を使うことも十分考えられます。
が、対戦相手は場にいるミニオンと、装備していたトゥルーシルバー・チャンピオンで大物ハンターを処理しました。
この時点で、対戦相手が大物ハンターを持っている確率はグンと下がり、
平等とアルダーの平和の番人を持っている確率もある程度下がるはずです。
この状況でも、手札で腐っているカード。それは何でしょうか?
当然、考えられるのは「マナコストが重いカード」です。
ということは、考えられるのは按手の儀式とティリオン・フォードリングあたりでしょうか。
対戦相手の手札を見ていたおかげで、対戦相手の手札がある程度、透けて見えているような状態になるのです。
僕の配信を見ている人は分かると思うのですが、僕の場合、かなり劣勢で負けが確定していても、コンシードせずに続けることがあります。
理由は「対戦相手の手札を確認したいから」です!
これは『負けも楽しむ』という方法の一つです。
「僕は対戦相手のこのカードは、○○だと思います。確認したいので、コンシードせずに続けます。」
見事、当たるときもあれば、外れるときもあります。
しかし「対戦相手の手札を読む」ということの練習になり、更に…
これは参考になるかは分かりませんが、
同じ対戦相手と当たった時。マリガンでキープしたカードの傾向が分かります。
たしか数日前にドラゴンウォリアーデッキを使って配信していたときのことです。
同じ対戦相手と当たり、僕はこう言いました。
「さっきの試合、この人は平等をキープしています。だから多分、マリガンで
キープしてるのに、まだ使ってないこのカードは平等だと思います。」
結果、それはアルダーの平和の番人でしたが、、(おいっ)
ですが、「強力なミニオンに対抗するためのカード」であることには変わらないので、除去手段に対する警戒をすることができ、勝利することができました。
細かなプレイングではあるのですが、重要であることは伝わったかと思います!
参考になれば幸いですo(^▽^)o♪