koroneko式5段階上達法

      2016/05/03


日本人初の海外大会優勝者であり、日本人初のプロゲーマーkoroneko。
彼がどのようにして強くなったのかを紹介しよう。

カードを集めよう

カードの集め方は2種類ある。

  1. 課金をしてパックとアドベンチャーモードを購入する
  2. 闘技場で少しずつゴールドとダストを貯めて、欲しいカードを作成する

課金するのはちょっと…。という人は、闘技場をプレイし続けることで、完全に無課金で
カードを集めることができる。

cross7224さんは数多くの大会で入賞しているが、闘技場をプレイし続けることでカードを集め、完全無課金でこのゲームをプレイしている。

ちょっとぐらい課金しても良いかな、と思うのであれば、まずはアドベンチャーモードを購入しよう。
パックからは何がでるかわからないが、アドベンチャーモードは確実に強いカードが手に入る。
一番レアリティの高いレジェンダリーカードもたくさん手に入れることができるぞ。

ちなみにkoronekoさんはハースストーンをやり始めて2日目で4万円分、パックを購入した。

koronekoさんはハースストーン以外に沢山のカードゲームをプレイしてきた。
彼が思うカードゲームの楽しみ方は、自分で考えた"コンボ"や"デッキ"を使うことだった。
ハースストーンをプレイした時に作れないデッキがあるのが嫌だという理由で、課金をしたわけだ。

ハースストーンは時間さえがあれば、cross7224さんのように無課金でもカードを揃えることが可能だ。
しかし、それは数ヶ月、もしかしたら1年以上時間がかかるかもしれない。

そう思うと、やり始めて2日目に4万円を課金するのは「時間を買う」のに近いと思う。
「使ってみたいデッキがあるけど、カードがない!」という方には課金をオススメする。

使いたいデッキが使えないのはストレスだ。このゲームは無料なんだし、課金した分のお金でこのゲームを買ったと思えば良いだろう。

オリジナルデッキを作ろう

このゲームを始めたばかりの人に、彼はこう言っている。

「他人のデッキを見ずに、自分で考えたデッキを完成させてみましょう。」

コピーデッキではなく、オリジナルのデッキを作ってプレイしてみて欲しい。それはなぜかって?

 

答えは簡単だ。

他人が考えた強いデッキを使っても、何が強いのか、どういう順番でカードを使えばいいのかを
理解することは難しい。

まずは、自分で考えたデッキを試してみよう。お気に入りのカードを見つけることも重要で、愛着があるカードを使って勝つのはとても気持ち良いし、長続きの秘訣になる。

ちなみに彼のお気に入りカードは暴走コドーだ。
card_1371
その理由は、初めて大会で優勝したときに大活躍してくれたからだ!
それ以来、彼にとって暴走コドーは特別なカードになった。

デッキの作り方に関しては、別の記事で紹介している。
参考記事:2通りのデッキ構築方

ランク戦で対戦しよう

自分のデッキができあがったら、次は対戦をしよう。もちろん、カジュアルモードではなくランクモードだ。

カジュアルモードで勝っても、そのデッキが本当に強いデッキかどうかわからないからだ。

ランクモードでの1勝は、カジュアルモードの10勝に値すると言っても過言ではない。

そして相手のターン中は、次の自分のターンに何をするのかを考えるチャンスだ。

この時間を有効活用できるかどうかで、勝率が変わってくる。「時間切れでカードをプレイできなかった!」なんてことになれば目も当てられない。ツイッターやYoutubeを見る…なんてことはやめておこう。

どのミニオンで、どこにアタックするのか。どのカードを、いつプレイするのか。たくさんの選択肢の中から、自分が思う最善の手をプレイしよう!

ここの集中力と、次の項目で紹介する振り返りができるかどうかで成長するスピードが格段に変わってくる。
そして、可能であれば自分の試合を録画しよう。詳しくは次で説明する。

試合を振り返ろう

彼は成長するための一番のポイントは何かと聞かれたら、この「振り返り」だと答えている。
振り返りとはつまり、ハースストーン練習法で紹介した感想戦のことだ。

  1. 自分の対戦が終わった後に、もう一度見なおす。
  2. 選択肢があるところで動画を一時停止して、自分がプレイしなかった方の選択肢をプレイしていた場合、どうなったのかを考える。できるなら2-3ターン先のことまで考えよう。
  3. 実際にどちらの選択が良かったのか、結論を出す。
    2と3を繰り返す。

さらに、同じ動画を別の日にもう一度見てみる。

すると、対戦終了後に見ていたときと違う感覚で見ることができる。
別の選択肢があることに気が付き、またプレイングの幅が増える。

これを繰り返すことによって、ゲームの腕が確実に上達する。

録画ができない人

対戦終了後に選択肢で迷った場面でスクリーンショットを撮ろう。

その先2-3ターンも撮っておくとより良い。

あとで見なおして、どちらが良かったかを考えることができる。

ゲーム中は1ターンに75秒の制限時間があり、考える時間が限られてくる。
しかし、録画した動画やスクリーンショットの場合は制限時間が無い状態で考えることができる
つまり、自分が考えうる最良の一手を導き出すことが可能となる。

この経験を重ねることによって、完全な「ハースストーン脳」を作り出すことになるのだ。

動画を使った練習方法は他にもある

YoutubeやTwitchで過去の大会の動画を見ながら、自分ならこうプレイするけど、出場選手達(プロプレイヤーなど)はどうするんだろう?と、比較して考える練習方法だ。

この練習方法も動画を使っているので、難しい場面では一時停止をして考えることができる。そして自分の考えがまとまったところで、また再生してみよう。出場選手は自分と同じプレイをしたのか?違う場合、何を考えてそうプレイしたのかも考えてみよう。ハッと思いつくところがあれば、その「気付き」があなたを強くすることになるぞ。

デッキを見なおそう

自分で作ったデッキだからこそ、使い方が分かっているはずだ。

「少しアグロに弱いな…」「除去スペルが足りないかな?」など、調整案が浮かんでくる。

どのカードを抜いて、どのカードを入れるのか。カードの入れ替えも自分で考えてみよう。
最初は難しい。けど少しずつ、確実にデッキ構築のセンスを磨くことができる。

養ったデッキ構築のセンスは、闘技場や酒場の喧嘩などでも役に立つはずだ。

koronekoさんのツイッター(@koronekoHS)

 - レジェンドへの道, レベル1(ランク25~15)