ハースストーン練習法@重要なのはこの3つ!
2016/05/03
勝ち方を知る
ハースストーンには様々なデッキタイプがあり、それぞれで勝ち方が変わってくる。
- ミニオンをトレードしながら戦うデッキ(例:Zoo)
- ミニオンを無視して相手ヒーローにダイレクトアタックしていくデッキ(例:フェイスハンター)
- 数枚のカードを揃えてしまえば1ターンに大ダメージを与えられるデッキ(例:コンボレノロック)
それらを洞察できなければ、手なりでカードを切っていくことになり、
本当に必要なタイミングのために最適なカードを残しておけなくなる。
例えば、6ターン目に謎めいた挑戦者が出てくることが濃厚な場合、
その対策カードを取っておかなければ、それだけでゲームが終わってしまう。
勝ち方を知る方法は2段階だ。
情報を得て、実践する。たったこれだけである。
まず最初は情報を得る。それにはプレイ動画を見ることが一番の近道となる。
ニコニコ動画やTwitchといった配信サイトで学ぶのが良いだろう。
そうしてだんだんゲームに慣れてくると、デッキのリストを見るだけでそのデッキがアグロタイプなのか、またコントロールタイプなのかが分かるようになる。
アグロなら7~8ターン目には勝ちたいだろうし、コントロールなら「デッキ切れまで戦えます」と、どっしり腰を据えたプレイをするだろう。
このように、プレイ動画を見れば、そのデッキに熟達していなくても、「このタイプならこういう戦い方になる」ということが肌で感じられるようになる。
動画をある程度見て、大体の感じが大雑把につかめるくらいまでわかってきた。
次は、色んなデッキタイプを遊んでみよう。
ここでは、自分に合っているデッキ、使っていて楽しいデッキを見つけるのが一番重要だ。
好きなデッキであれば、使い続けられる。使い続ければ、戦い方や勝ち方が自然に身についてくる。
情報として知り、実践で使って知識とする。この2段階が勝ち方を知るステップの概要だ。
30枚のデッキリストを見ただけで勝ち方が分かるようになれば一人前だと言っていいだろう。
カードの使い方を知る
一見して「なんだこれ?」と思うような特殊なカードや、他のカードと組み合わせて強さを発揮するカードがある。
代表的な例はローグの段取りだ。
これだけでは何の仕事もしないが、逃げ足や千刃乱舞など、他のスペルカードと組み合わせると強力なコンボが完成し、逆転の一手にも成りうる。
この1+1が3を超える組み合わせのことを、カードゲームでは「シナジー」という。
シナジーカードなど特殊カードの使い道を覚えるには、習うより慣れよという言葉が示す通り、
実際に使ってみて経験を積み重ねよう。カードの理解度は勝率へと直接関係する重要な要素だ。
敗因を知る
勝ち方とカードの使い方は分かった。次は相手のことを知らなくてはならない。
相手がプレイしたカードは、どのような意図があって出したのか。
相手のデッキはどのようにして勝つデッキなのか。
できれば1ターン目、遅くても3~4ターン目には把握しよう。相手が速攻系のアグロデッキなら細かくミニオンを倒していく必要があるし、ナイフ・ジャグラーなどの厄介なミニオンはすぐに倒さなくてはならない。
負け方が分かれば、それをさせないように邪魔をすることができるだろう。
例えばフレイムウェイカーに対してなぎ払いを使ってでも倒すというようなものだ。
一見不利なトレードに見えるかもしれないが、なぎ払いを使わなかったときにどうなるのか…。
負けて覚えることも重要だ。
ハースストーン練習法@感想戦でも説明したが、負けた原因はメモしておこう。
二度と同じ負け方をしてはいけない。もちろん、そんなことは不可能だが、回数を減らすことはできる。
僕の場合はパソコンモニターに「ハンター5ターン目のジャグラー+猟犬に注意」など、付箋を貼っていた。
アナログな方法だが、カンニングペーパーの存在は大きい。しっかりと身についたら、剥がしてしまおう。