テンポの取り方/奪い方
2016/05/03
ハースストーンにおける「テンポ」とは、人によって捉え方が違ったりもします。
深く考えず、気楽に読んでください。
テンポとは
盤面を強くする速度だと考えよう。
相手と比べてあなたのほうが盤面を強くすることができれば、テンポを得たことになる。
また、相手の妨害をしながらあなたが盤面を強くできたなら、あなたは相手のテンポを奪ったことになる。
テンポを得る、とは
1ターン目に 練気とコインを使って4マナの手動操縦のシュレッダーを出すとしよう。
これは通常1ターン目に展開する盤面よりも大分強いので、テンポを得たと言える。
練気は単体で使っても盤面には全く関係ないカードだが、他のカードと組み合わせることで盤面を強くすることができる。つまり、テンポを得ることができる強力なカードだ。反面、手札を1枚使うことになるので、手札差がつきやすくなる。
テンポを奪う、とは
ファイア・エレメンタルを出して敵のミニオンを破壊しながら、あなたは盤面を強化した。
通常の盤面強化に加えて相手の盤面を弱体化させたので、あなたは相手のテンポを奪ったことになる。
これらのカードはテンポを奪いやすいカードだと言える。
テンポを得る方法は他にもある
練気を使わずとも、1ターン目からテンポを取ることも可能だ。
エサゾンビはデメリットがある代わりに、1マナに対してステータスが2/3になっている。これは2マナミニオン相当なので、出すだけでテンポがよいプレイといえる。
タスカーのトーテム師は3マナだが、ステータスは2マナ相当だ。
召喚するトーテムミニオンはランダムだが、マナの潮のトーテムやトーテム・ゴーレムが出た場合、合わせて5マナ相当の動きをしたことになる。これもまた「テンポを得た」と言える。
また、効果を発揮しないにも関わらず大物ハンターなどの雄叫び持ちミニオンを出す行為も「テンポを重視したプレイ」だ。自分ヒーローの体力が多いにも関わらずレノ・ジャクソンを出すこともあるが、ステータスが4/6と優秀なため、盤面を取りやすい。これを「テンポレノ」などと言う場合もある。
テンポメイジの紹介
テンポという言葉が出てきた以上、このデッキを紹介せざるを得ないだろう。
その名も「テンポメイジ」。このデッキに入っている代表的なテンポカードを紹介しよう。
どのカードも「呪文の効果+α」を付与するカードばかりで、盤面を強くすることに長けている。
呪文カードを使うたびに攻撃力が+1される。
1度起動させるだけで2マナミニオン相当のステータスになる。
呪文を使う度に得をするのがテンポメイジの特徴だ。
1マナの呪文は0マナになる。
1ターンに1枚の呪文を使えば1マナ、2枚の呪文を使えば2マナ得することになる。
2ターン目に出して生き残れば、続く3ターン目に2マナミニオンを出しながら魔力の炸裂やフロストボルトを使って敵ミニオンを除去することができる。3ターン目にして、ミニオンの展開と除去を同時にやってのけるわけだ。デッキにテンポメイジという名前がつくのも頷ける。
呪文カードを使うたびに、ランダムな敵キャラクターに1点ずつ、合計2点のダメージを与える。1ターンに1度などの制限はない。序盤の盤面コントロールから後半のバーストダメージにまで貢献してくれるので、テンポメイジにおいて最も重要なカードといえるだろう。
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